ゴミ箱で作る携帯バッグ

海外から取り寄せていたダイニーマ(キューベンファイバー)が届きました。

人生初ダイニーマ!

 

色々と気にはなっていたのですが、コスト的な面と入手のし難さで二の足を踏んでいた素材です。
今回は携帯バッグに使用するため重い腰を上げました。

海外からの送料を含めると、その見た目からは想像できないような価格です。

 

コロナの影響で手元に届くまで約1ヶ月以上の時間が掛かったこともあり、購入ボタンを押した瞬間のテンションは完全に冷め切り「本当に買って良かったのだろうか・・・」と軽い後悔の念に駆られていました。

 

 

 

 

第一印象は「めっっっっっちゃ薄い」。

生地と言うよりは「フィルム」?

 

慎重に生地を触りつつ透け感を確認。
レジ袋のそれとほぼ変わらないように見えました。

 

張り巡らされた繊維のラインが高級感を醸し出しており、購入したことの後悔は身を潜め、制作意欲が高まっていくのを感じます。

それと同時に「こんなにペラペラで強度は大丈夫なんけ?」と不安な気持ちに駆られました。

 

 

 

生地を少しカットして力の限り引っ張って強度を確認してみます。

すぐ「プチン」と避けることを想像していましたが、脳内で思い描いた光景は実現することなく微塵も伸びる気配がありません。

本当に「1mmですらも」です。

 

 (´-`).oO(ウワサ以上だぜ・・・このファブリックはよ〜)

 

 

 

 

生地単価が高く失敗が許されないので、今回はゴミ袋を使って練習してみます。(チキンMAX)

 

 

 

 

型に合わせてカット。

素材がゴミ袋ということもあり、何の抵抗もなくスパスパ切れます。

 

これはこれで貴重な経験。

 

 

 

 

透明度や薄さで言えば、ダイニーマとそんなに変わらない感じ。

 

 

 

縫製の感触も今までに無い感じで、とても新鮮に思えました。

 

 

 

縫い終えた袋をつまんで、

 

ひっくり返して・・・ 

プチッ

 

裂けました \(^o^)/

 

 

 

 

 

ゴミ袋だから裂けた。

ゴミ袋(ポリ素材)だから裂けた。

 

本番(ダイニーマ)もこうなったらどうしよう・・・ と切ない未来予想図が加速します。

 

 

 

 

裂けた部分を補修(見なかったことに)してガシガシ先に進みます。

 

 

 

 

とりあえず完成!

見た目はレジ袋ですが、若干手を加えているためすこし良いものに見えます。
ダイニーマで作成すればもっとシワが目立つのかな?

 

 

続いてホルダーとブランドネームを装着。

一気に商品っぽくなりました。 ネームの力って偉大・・・

 

 

力の掛かる部分は問題ありますが、元がゴミ袋なのでそれなりの用途には使える感じです。

繰り返し使用するには経年劣化が起きそうな予感。

 

 

 

袋とホルダーを繋ぐコードは更に細めにしました(1.2mm) アウトドアコードを使用しており、引張強度テストで約46kgまでは大丈夫とのこと。

 

 

 

クルクル巻いて携帯モード。

元がゴミ袋だけに今まで作ったどの素材よりもコンパクトとなりました。

 

 

気になる重さは「12g」

まあ、ゴミ袋ですし。 ある意味予想通りです。

 

ダイニーマで作ったらどれくらいになるんだろ? 

高鳴る胸を抑えつつ次回に続きます。

 

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