Platypus (プラティパス)とは、アウトドア用に最適な袋状の水筒です。
今回はこの水筒に関わる「ある問題」を解決してみたいと思います。
容量に合わせて変幻自在
三層ラミネート構造で漏れず破れない耐久性を誇り、最大2.5Lの水を運搬可能。
通常の水筒やペットボトルと比べ、水の内容量に比例して本体をコンパクトに折りたたんだり、リュック内部で柔軟な形状にすることができます。
試したことはないですがこのまま冷凍したりボイルすることも可能だそうです。
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購入してまだ数回しか使用できていませんがその恩恵は絶大。
中身の水を使用して減少に比例して容積をコンパクトにしていくことができることができます。
また、意識的に手荒く扱ってみましたが破れたりする気配はありません。
(※長期に渡り使わない時は “折りたたむ”より“巻いて”保存 する方が良いそうです)
唯一の難点
ここまで説明すると「メリットしかないじゃん!買うしかないジャン!」と気持ちが前向きになりますがこの水筒、大きな難点がひとつ・・・
使用後の乾燥時に中の水分が全然乾きません!
周囲では「乾かない」「乾かさずそのまま放置でカビが生えた」と悲喜こもごもを聞きますがこの水筒、
本 当 に 乾 き ま せ ん !
↓↓ ずぶ濡れの肌着が半日で乾くテラス内で、まる一日干した状態。
小さな水滴が内部にまんべんなく付いており、直射日光の力を借りてもこれ以上乾かすことがなかなか困難です。
そのまま放置でも良いのですが「放置すればカビる」との声を聞いてしまったため衛生面でちょっと不安・・・。
乾燥を促す解決策
ここから解決策のご紹介。
※あくまで保証外の方法ですので自己責任で行ってください。
まずは無水エタノール(薬局で購入可能)を用意します。
バーナーの手入れやシェラカップの消毒など、1本所有しておくといろいろと役に立つアイテム。
プラティパス本体を膨らませて、無水エタノールをキャップ1杯分を内部へ注ぎます。
そしてキッチリとフタを回して封印。
水筒内の隅々に液が馴染むように本体を回します。
この時、「中に残った水滴」を狙って無水エタノールの波を当てることがポイント。
クルクルまわして水滴に馴染ませてたのが確認できたら、容器を逆さにして無水エタノール可能な限り外に流します。
栓を開いた状態でしばらく(半日〜1日)放置すれば、無水エタノールが水と馴染んだ状態で容器の外へと揮発していきます。
エアコンの効いた室内でも1日で乾きました。天日干しなら尚良し!
さらにもうひと行程
このまま放置でも水分は充分に除去できますが、今回はもうひと手間かけてみます。
用意したのは「キッチンペーパー」。
半分から1/3程の大きさに千切って「こより状」にねじります。
ペーパーをトントンと押しながら、容器を振って内部へ挿入。
そして・・・
/力の限り振ります!! \
なるべく水滴が残っている箇所を狙ってキッチンペーパーを触れさせるようにするのがコツです。
ある程度水分を吸ったペーパーはピンセットで取り出して、何度か同じ行程を繰り返してください。
ペーパーが届かない箇所(隅っこ)はビー玉ほどの大きさに丸めたものを使用。
水分が停滞しがちな角や隙間にもこのように届きます。
2〜3分も続ければ完全に水分はなくなりました。
容器の先端。
中央部。
水分が残りがちな隅っこ。
目視して水分が見えなくなったらフタを空けて丸1日放置。
それからフタをして収納します。
キッチンペーパーで何度かに分けて水分を取り除いていけば「無水エタノール」の下りは必要ないかもしれません。
個人的に「消毒も出来るからお得!」と半ばノリで行っているため、水筒本体への薬品的なダメージがあるかもしれませんので保証しかねます。
まとめ
何度も使用する度に思いますが本当に便利な水筒だと思います。
「プラティパスって使ったあと、なかなか乾かないんでしょ?」
と購入を渋っている方の不安を取り除くお手伝いができれば との思いでまとめてみました。
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さらに速く乾かす方法はコチラから↓ ↓