ベルトを作ってみた その6【仕上げ作業もろもろ】

「削って切って組み立てるだけじゃん!」と軽い気持ちで挑み、開始早々返り討ちに遭ったベルト作り。 一気に完成まで仕上げていきます!

 


まずはベルトを固定するバー(棒)の加工から。

5mm経の真鍮棒をバーナーで熱し、柔らかくしてハンマーで潰します。

 

 


炙っては叩き、叩いては炙るを繰り返していくこと15分。

 

 


先端が薄い板状になってきたらガンガンに加熱して丸めていきます。

 

 

 


バックルの部分をくぐれる程度の隙間を開いたままにした状態で一旦止めます。

 

 

 

 
ヤスリで形を整えてバックルと結合。

急いで行うとパッキリと折れてしまうのでヒヤヒヤしながらの作業でした。

 

 


もう既製品のバックルにしか見えません。

これまでの苦労が一気に吹っ飛ぶ瞬間・・・

 

 


あとはバックルをくるんで固定するだけです。

 

 


革のベルト部分に繋げて縫製。

 


ベルトホールを開けて、

 

 


オイルを表面に塗り込んで半日乾燥。

 

 


コバ磨きをしたヘリ部分に溶かした蜜蝋を染みこませれば完成!

 

 


正面。とりあえずこんな感じになりました。

 

 


以前のベルト(向かって右)と比較。

バックル部分の削り出しが想像以上に大変でしたが非常に勉強になりました。

向こう10年は使っていきたいと思います。

 

 

【NEXT >>】

ベルトを作ってみた その7【少しだけアップデート】

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