ベルトのDIY。バックルの削り出し作業に入ります。
バックル部分の素材になる真鍮におおよその形をマーキング。
この時点では「本当にこの塊がバックルになるのか?」と懐疑心いっぱいでした。
まずは鉄鋼用ドリルで8mm罫の穴を連続で開け、金ノコで繋いでいく方法を選択しました。
ドリルを当てたのも束の間、ボール盤の回転数が甘く半分も行かないところで摩擦によるストップが掛かってしまいました。
これはピンチ・・・
色々と検証した結果「表から半分/裏側から半分の距離」をドリルで穴開け。
1つの穴を開けるのに1時間近くを費やしてしまいました。
苦労して開けた穴ですが、罫のサイズが小さすぎるため金ノコが入りません。
穴に入るギリギリサイズの鉄鋼用ヤスリをゴリゴリ当ててみましたが、期待していたスピードでは穴は広がらず・・・
色々と調べた結果「潤滑油を使用すると効率が上がる」との情報を発見!
祈る気持ちで試してみるとなかなか良い感じです。
しかしながら「さっきよりはマシになった」レベルで依然、穴を貫通させることはできません。
ようやく金ノコが入る程の穴を広げることができましたが、手作業による効率の悪さにめまいすらします。
プランを変え「ジグソー」を手に取ってカットを開始!
途中何本か刃を折ってしまうアクシデントに遭遇しつつも、先ほどに比べ激的な効率アップとなりました。
金属相手にもの凄い抵抗感を感じながら、ジワジワと穴を広げていきます。
ある程度の大きさになればコッチのもの!
粗めの鉄鋼ヤスリにて穴を広げていきます。
なんとかここまでは開きました。
「ドリルで穴を開けたらすぐでしょ!」
と軽い気持ちで取りかかりましたがもの凄い時間のロスをしてしまいました。
バックルの形にはまだまだ程遠いのでしばらくは苦行の日々が続く予感がします。
【NEXT >>】
ベルトを作ってみた その3【バックルの削り出し】