縫製の依頼をするために「少しでも相手のストレスとなることを無くそう」と“縫製仕様書”を作成することにしました。
縫製品の仕様書は仕事柄目にすることはあったのですが、どれも必要最低限の線で構成されており直感的に入ってこないため、「自分なりにアレンジしたものを作れば良いのでは?」と思いついたが吉日。
サイフの縫製手順を要所要所で写真に収め、説明書のように注釈やコツを明記していきます。
気付けばA4サイズ、17ページに渡るボリュームとなりました。
それからというもの、縫製工場の担当者さんと打ち合わせをする度に仕様書を渡して説明をしていきましたが、
「ここまで準備してくる人は今までいなかった」
とのコメントをもらえ「やっててよかった!」と感じました。
と、同時に
「ここまでこだわった仕様書だと、作る側としてはとても恐縮してしまう」
と、若干引き気味なリアクションもいただきました。
何事もほどほどが一番なのだな・・・と学んだ一件です。
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