経年劣化でくすんだ色の真鍮が大好きなので、薬品を使って燻(いぶ)してみようと思います。
前回から頑張ってピカピカに磨かれた真鍮製のバックル。
経年劣化っぽさを表現するため表面を800番の耐水ペーパーで削り傷をつけていきます。
用意したのは「銀黒」。金属用の燻し液です。
うっかりニオイを嗅いで悶絶。鼻の粘膜がダイレクトに貫かれた衝撃でした。
(嗅ぐのダメ絶対!)
キレイな真鍮の光沢もこれで見納め・・・
「銀黒」をひと塗り。
たったひと塗りで真っ黒に!! 驚きの化学反応です。
塗りすぎた箇所は乾いた布で擦ると良い感じのアンティーク調になります。
部分的に燻して終わらせるつもりが、楽しすぎてついつい全面に塗ってしまいました。
全面にメッキを施したような雰囲気です。
強く擦ると取れてしまうので過信は禁物ですが面白い実験でした。
次回はバックルとベルト部分を繋いで仕上げに入ります。
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ベルトを作ってみた その6【仕上げ作業もろもろ】