サイフに付ける「ブランドネーム」を入稿しています。
仕事柄「目にしない日は無い」レベルで身近なアイテムですが、自分のために作るのはこれが初めてだったりします。
むしろ今までなぜ作ってなかったんだろ? と不思議に思うこと数分。
今回は「世に出す商品として」という明確なゴールがあるため、ちゃんとしたブランドネームは必須だと感じました。
いつもは息をする感覚で行っていた入稿準備も「私事」に置き換わることで、とても緊張する作業となりました。
お客様はこんな気持ちで我々の仕事を見てくれていたのか・・・と、別視点で考える事ができたのは大きな学びです。
モノとしては小さなネームですが、これから行うことの大きな一歩としてとても意味のある一歩だと思いました。
午後からはサイフに使用するファスナーを選ぶため「某大手ファスナーメーカー」へと足を運び、担当の方からガチな意見を頂きながら最適なものを選ぶことが出来ました。
個人的には「ファスナーの歴史とこれからのY○K」の話を聞けたのが何よりの収穫でした。
サイフ専用に開発された「薄型のファスナー」
まだサイフの開発を始めた頃は近所の手芸屋さんやネットショップにて、数本購入しては縫製を繰り返していたのですが、会社に相談したその日に業界最大手のYK○に連れて行かれる展開は胸熱です。
勤務先でデザイナーとして働くこと10年以上になりますが、ウチの事業は「ものづくりの先を夢見る人」にとってはとても心強い味方になるのだな・・・と新たな発見があった出来事でした。
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