持っててよかった パラコード その2「2本のパラコードでつくるブレスレットの制作方法」

前回に引き続き「引っ張ると瞬時にパラコードに戻るブレスレット」の作り方をご紹介します。

前回の記事をベースにしていますので事前に目を通してから観覧してください ↓

持っててよかった パラコード その1「瞬時にバラせるパラコード ブレスレットの作り方」

 

 

【- 手順1 – パラコードの下準備】

まずはパラコードの下準備から。

8mm径のコードを2種類用意。それぞれを「2m」の長さでカット。

 

 


双方の端っこをガストーチで炙って溶かします。

~ ※ここから2種類の手順に分かれます ~

 

 

【手順A】

飴状に溶けた状態のコードを素早く接着。

しばらくの間は溶けた箇所が高熱を持ちコード同士が完全に癒着されていません。

この状態では少し引っ張るだけで接着箇所が外れてしまうため、冷めて完全に硬化するのを30秒ほど待ちます。

 

 


軽く折り曲げてみて「パキッ」と折れないことを確認します。

 

 


バックルにコードを通してしっかりと絞り、前回にご紹介した手順【03】から進めてください。

 

 

【手順B】

コードの両端を炙り「ほつれ留め」を施した後、分割したままのコードを写真のようにバックルへ通します。

 

 


反対側のバックルに通してブレスレットの径を調整。

 

 


コード(A)で作った「輪」の中へ、コード(B)を。

コード(B)で作った「輪」の中へ、コード(A)を通してしっかりと絞って固定します。

 

 


続いて反対側のバックルに通して、

 

 


写真のような状態になるようにコードを整えます。

 

 


編み始めは4本のコード=「芯」と、炙って溶かした先端2本を巻き込むように編んでいきます。

 

 


残りの行程は「前編でご紹介した手順」に従って編んでください。

 

 


途中でコードを絞り調整する行程も変わりません。(2色に分かれているため、単色よりも作りやすいです

 

 


完成したブレスレットは裏と表で模様(色のパターン)が異なります。

 

 


編み方の都合上 “リバーシブル”となるため、その日の気分でカラーパターンを選択できるのは嬉しい仕様です。

 

 


今回も途中でコードを絞りながら作ったため、全体的に硬めな仕上がりとなりました。

 

 

 

 

ブレスレットの解き方

 

まずはブレスレット内部に収納していた2本の先端を引き抜きます。

 

 


次に編み目2、3つほど解いて左右に引っ張れば簡単にロープ状に戻りました。

【手順A】のように「熱接着した状態」の場合、接着部分を強く左右に引っ張れば簡単に千切れるため「2本のロープ」として使用が可能となります。

 

 

 

 

完成したブレスレットを腕に巻いてトレッキング。

予備のパラコードは「ストラップ」にしてリュックにぶら下げてみました。

重量も軽くかさばるものでは無いため、携帯していても損はないアイテムです。

この記事をシェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です