プラティパス(Platypus)を超速で乾かす方法 その2 -「半日後にはしっかり乾燥」編 –

以前の記事からさらに乾燥時間を短縮できる方法を思いついたのでご紹介します。

 

 

※無水エタノールを使用する乾燥方法は本体へ薬品的なダメージを与えている可能性があります。保証外の方法ですので自己責任で行ってください。

 

 

便利だけども「乾きにくい」水筒

Platypus ~プラティパス~

水分をたくさん運べて使い終えればコンパクトにたためる水筒です。

[blogcard url=”https://www.e-mot.co.jp/platypus/”]

アウトドアで使用する水筒としては素晴らしいアイテムなのですが、使用後に洗浄して晴天下で乾燥させても全然乾きません!

 

乾かす行程に多大な労力が求められるため、

「今日は低い山だし、乾かすのめんどくさいからペットボトルの水でいいっしょ!」

と思ってしまうレベルです。

 

 

 

乾燥方法 -アップデートVer –

以前まとめた記事では「無水エタノール」と「キッチンペーパー」を使用した方法をご紹介しましたが、さらに効率の良い乾燥方法を思いついたのでまとめてみました。

プラティパス(Platypus)をすばやく乾かす方法 その1「次の日にはしっかり乾燥」編

 

 

ほぼ上記の方法で乾燥させることが可能ですが、どんなに手を尽くして乾かない鬼門の箇所があります。

↓↓それがこの部分↓↓

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吸水口付近の角を圧着している箇所は大きなスペースを確保することが難しいため、小さくまるめたクッキングペーパーを滑り込ませることができません。

対処法としてプラティパスの内部に空気を入れて膨らませることでこの空間を広げる方法をご紹介します。

 

 

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用意する素材は 「ペットボトルのキャップ」(共通規格のため、500mlでも1.5lどちらのものでも問題ありません

 

 

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エアダスターの管の径を計り、それに近い径のドリルを用意します。(今回は約3.5mm径でした

 

 

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キャップの中央を狙い、ドリルで慎重に穴を空けます。

 

 

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エアダスターの先端を突き刺して様子を見ます。小さい場合はカッターナイフや彫刻刀で少しずつ穴を拡張。

なるべく管に対して大きくなり過ぎないことが重要です(隙間のないピッタリサイズが好ましい)

 

 

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ビー玉大に丸めたキッチンペーパーを用意してプラティパス内部に複数個(5〜8玉)入れます。

 

 

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水筒のキャップを外して穴明け加工を施したボトルキャップを装着。

 

 

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穴にエアダスターの先端を差し込んで空気を注入。

 

 

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開始数秒でパンパンに膨らみます。(結構おもしろい

 

 

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エアダスターを抜き取ると同時にボトルの穴を指で塞ぎます(写真のような状態)

こうすることで空気の漏れを防ぎます。

 

 

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膨らんだ状態でプラティパスを振りまくってキッチンペーパーを縦横無尽に踊らせます。

内部を注意して確認しながらペーパーを水滴に当てるように転がすと更にGood!

容器を膨らませることで効率的に水分が除去されていく様が何とも心地よいです。

 

 

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そして問題の箇所。

角の先端までペーパーが入り込んでいるのが確認できました。

 

 

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ある程度の水分を取る事ができた水気をたっぷり吸ったペーパーを取り除きます。
※そのままでも転がり落ちてきますが、無理なようでしたらピンセットで摘んで取り除きます

キャップを開けたまま丸1日放置すれば中の水分は無くなっていると思います。

前回のように「無水エタノールを内部に入れて拡販 → 水と馴染ませて気化させる」行程を併用して行うと半日でキレイに乾燥していました。

 

 

おまけ

プラティパスを乾燥させている間、キャップを机に置いていたのですが ペットボトルの蓋と勘違いされリサイクルゴミとして捨てられるというトラブル が発生。

正規品の購入を即考えましたがそれではあまりに面白くない・・・

ペットボトルのキャップと同規格なためそのまま適当なもので代用も考えましたが、フタを開封する度に

(´-`).oO(あぁ、なんでゴミと一緒に捨てちゃったかなぁ・・・)

と、思い返すのも切ないよな〜と考えました。

ふと手に持っていた無水エタノールのフタが目に入ります。

 

 

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(´-`).oO(あれ? これってイケるんじゃね?)

タイミングを見計らったように中身を使い切ったこともあり、期待半分でプラティパスに装着。

 

 

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Σ(´-`)「おおおっ!」

主張する柄やデザインが皆無なので見た目の違和感もそうありません。

 

 

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ペットボトルキャップと比べて若干の深さがあるため水漏れの心配も無さそうです。

 

 

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こんなところまで無水エタノールのお世話になってしまうとは・・・ 何とも感慨深い出来事でした。

カスタマイズ要素と考えれば愛着が湧いてきました。

登山の相棒としてこれから末永く使って行きたいと思います。

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