GTDホルダーの制作でしばらく放置していたサイフ作りを再開しました。
約2ヶ月近く放置していたのでパーツ構成の解析から入る必要性があり、型紙を眺めながら記憶の糸をたどる作業から始めました。
久しぶりに仮組みされたサイフを持って思ったのは、素材である革そのものの重さでした。
パーツ点数の多さも手伝って心なしか「ズシリッ」と感じるようになりました。
おそらく心理的な要素が大きいと思うのですが重量が気になり「作業を再開!」とは行けず、悶々とした気持ちのまま足踏み状態が続きました。
「このまま作り続けても完成したサイフに対して疑問を感じることになりそうな気がする・・・」
少々マズイ展開です
せっかく8割の作業は終了してるにも関わらず、以前まで抱いていた完成までのワクワクが薄れているのが判ります。
「サイフ自体の重量が加え、内容物(お金やカード)の重さまで追加されると・・・」
ほんの数百グラムの違いですが、気にすればするほど無視できない課題のような気がしてきます。
そんな中、ふと頭の隅に「軽量サイフ」の名前が浮かびました。
登山仲間に薄い紙のような素材でサイフを自作していた方がおり、重さが「2g」という驚異的な軽量っぷりだった記憶が鮮明に蘇ります。
「素材そのものが軽量になれば、ほぼ中身だけの重さで完結する!」
「ボックスタイプの小銭入れ」「二つ折り」に加え、新たに「サイフ自体が軽量であること」が追加されました。
課題が上乗せされ「どうしてこうなった?!」とツッコむ間もないままに、ワクワクしている自分がいます。
せっかくイチから作るのならば今まで見たこと無いものを作ろう!
15年間使い続けた愛機の後継機がよもやこんな流れになろうとは。
もうしばらくは壊れたサイフを使い続ける日が続きそうです。
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軽量素材でサイフを作ろうと試みる