2年前に友人と登り感銘を受けた西日本最高峰、愛媛県にある「石鎚山」に登ってきました。今回は息子と二人です。
以前は大人2名でペース配分を考えながら、程よい時間帯に下山することが出来ました。
今回は子供との登山なので歩く速度やルートに気を遣いつつ、息をゼエゼエ乱しながらへばる息子を振り返りながら足を止める・・・
などといった展開はみじんも無く、
途中、絶壁をスイスイ登り始めたと思ったら、
割ときつめの階段坂も文句ひとつ言わず良いペースで登ってきました。
普段の運動といったら学校の通学路を行ったり来たりくらいなんですよ?
どこにそんな湧き出てこぼれ滴るような体力があるんです?
順調なペースで山頂付近まで辿り着きました。
5月なのにこの辺りはまだ雪が残っています。
朝イチで登ったにもかかわらず、山頂に着いたのは14時を回っていました。
途中で崖登りとか、エクストラチャレンジに挑みまくった結果が地味に効いてきました。
彼方に見える「天狗岳」。
雲も無くクリアに見渡せます。
2度目の登山でも向こうへ渡る勇気はありませんでした。
満足そうに下山する息子を見つめ、
「今までの人生で一番高い場所に登ったわけだけども感想は?」
との質問に対して、
「“ing”つけて日本語をムリヤリ現在進行形に変えるしりとりやろうぜ!」
と、不意打ちレベルで返ってきた内容を頭で咀嚼しながら、
「あぁ・・・コイツは自分の遺伝子を持ってるヤツだ・・・」と心で理解しました。
また他県の山に一緒に行きたいですね。
下山は帰りのロープウェイギリギリの時間になって肝を冷やす。